東京都北区、JR山手線駒込駅東口から徒歩1分のソルクリニック血管ケア駒込では、日本胸部外科学会・日本心臓血管外科学会・日本血管外科学会認定の心臓血管外科専門医が、透析シャントの診察・フォローアップから、シャントPTA(VAIVT)などの経皮的治療、シャント造設・再建などの外科手術まで幅広く対応しています。
当院の特徴
1. シャント治療の痛みを、当たり前にしない。
透析シャントの治療に伴う痛みや不安の軽減を大切にしています。局所麻酔に加え、神経ブロックや静脈麻酔なども積極的に活用。患者さんの状態や治療内容に応じて麻酔方法を使い分け、必要に応じて組み合わせることで、痛みにできる限り配慮しながら、安全性も重視した日帰り治療を行っています。
2. 毎診療日、シャント手術に対応
月曜日から土曜日まで、すべての診療日にシャント手術を行える体制を整えています。シャントPTA(VAIVT)などの経皮的治療から外科手術まで対応し、シャントの狭窄・閉塞など、お急ぎの症例についてもご相談を承ります。診察・検査の結果や当日の状況に応じて、可能な限り迅速な対応を心がけています。
※水曜日・土曜日は午前診療、第3土曜日・日曜日・祝日は休診です。
3. X線透視とエコーを組み合わせたシャント治療
X線透視と超音波(エコー)を活用したシャントPTA(VAIVT)を行っています。それぞれの画像技術の特徴を生かし、病変の状態に応じて使い分け、組み合わせることで、的確で安全性に配慮した治療を目指しています。
また、シャントエコーによる血流評価や定期的なフォローアップにも対応し、必要に応じて経皮的治療から外科手術まで一貫して行っています。
4. 透析施設・医療機関の皆様へ
透析施設からのシャントトラブルや新規シャント造設のご紹介を積極的に受け入れています。シャントの狭窄・閉塞、穿刺困難、脱血不良、静脈圧上昇など、バスキュラーアクセスに関する問題について、超音波検査による評価から必要に応じた経皮的治療・外科手術まで対応しています。
お急ぎの症例についても、まずはお電話でご相談ください。紹介元医療機関との連携を大切にし、円滑な診療・治療に努めています。
JR山手線駒込駅東口から徒歩1分。東京都内および近隣地域からアクセスしやすく、車椅子・ストレッチャーでのご来院にも対応しています。タクシーでクリニック前までお越しいただけます。
ご予約・ご相談
目次
- 透析シャント(バスキュラーアクセス)とは
- こんなときはご相談ください
- 当院で行っている治療
- 麻酔について
- 治療当日の流れ
- 治療の前に
- 治療の後に
- 付き添いの方へ
- 費用について
- ご予約・ご相談
- ご来院の方法
透析シャント(バスキュラーアクセス)とは
血液透析では、体の中の血液を機械に送ってきれいにし、また体に戻します。そのためには、たくさんの血液を出し入れできる「血液の出入り口」が必要です。これをバスキュラーアクセスといいます。
代表的なものがシャントです。腕の動脈と静脈をつなぐことで、静脈に勢いよく血液が流れるようにし、透析の針を刺せる太い血管を作ります。このほか、動脈表在化や長期留置カテーテルなどの方法があります。どの方法がよいかは、血管の状態などを見て医師が判断します。
当院では、これから透析を始める方のシャント作製と、透析を受けている方のシャントの治療を行っています。
こんなときはご相談ください
次のようなときは、お電話でご相談ください。
- ふだん通っている透析施設から、受診が必要と言われた
- これから透析を始める予定で、シャントの作製をすすめられた
- いつも感じているシャントの振動がなくなった、または明らかに弱くなった
- シャントの音が弱い、または聞こえない
- シャントの腕が腫れている、痛む、赤くなっている
- 透析のときに血液が取りにくい、針を抜いた後の血が止まりにくい
シャントの振動がなくなったときは、シャントが詰まっている(閉塞)おそれがあります。早めにお電話ください。状況に応じて、当日の治療を調整します。
当院で行っている治療
バスキュラーアクセスの作製
- 自己血管による内シャント造設術:ご自身の腕の動脈と静脈をつなぎ、透析に使える血管を作る手術です。
- 人工血管を用いたシャント造設術:ご自身の血管が細いなどの理由で内シャントを作れない場合に、人工血管を使って動脈と静脈をつなぐ手術です。
- 動脈表在化:深いところにある動脈を皮膚の近くに持ち上げ、透析の針を刺しやすくする手術です。
- 長期留置カテーテル:首などの太い静脈に、透析用の細い管(カテーテル)を入れておく方法です。カテーテルを抜く処置も行っています。
シャントの狭窄・閉塞・瘤などの治療
- 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(VAIVT。シャントPTAともいいます):細くなった血管を、カテーテルの先の風船(バルーン)で内側から広げる治療です。詰まった血の塊(血栓)を取り除くこともあります。X線透視や超音波で血管の様子を見ながら行います。
- ステントグラフト内挿術(シャント):人工血管を使ったシャントで、静脈とつないだ部分が細くなった場合に、筒状の器具(ステントグラフト)を血管の内側に入れて広げる治療です。
- 内シャント血栓除去術:シャントが血の塊(血栓)で詰まった場合に、手術で血栓を取り除く治療です。
- シャントの再建・修復:細くなった部分や、こぶ(瘤)ができた部分などを、手術で作り直したり修復したりします。
検査
- シャントエコー(超音波検査):超音波で、シャントの血管の太さや血液の流れを調べます。治療が必要かどうかの判断にも使います。検査のみのご相談も承ります。
治療に伴うリスク
どの治療にも、出血や感染などが起こる可能性があります。また、シャントは治療で広げても、時間がたつと再び細くなることがあり、繰り返し治療が必要になる場合があります。治療の前に、医師が治療の内容とリスクをご説明します。
麻酔について
麻酔は、局所麻酔・上肢伝達麻酔・神経ブロック・静脈麻酔などの中から、患者さんの状態に合わせて選びます。
- ブロック麻酔(上肢伝達麻酔・神経ブロック):腕の神経を一時的に麻痺させる麻酔です。
- 静脈麻酔:点滴から薬を入れて、眠った状態にする麻酔です。
静脈麻酔・ブロック麻酔を行うには、治療当日の食事や来院の方法に決まりがあります。治療の前にお読みいただきたいことをご確認ください。
治療当日の流れ
治療は日帰りで行います。来院からご帰宅まで、1~2時間が目安です。治療の内容によって異なります。
- 受付・準備:体調を確認し、治療の準備を行います。
- 手術・処置:手術室で治療を行います。
- お休み:治療後は、院内で30分ほどお休みいただきます。
- 説明・会計・ご帰宅:治療後の注意事項をご説明し、説明書をお渡しします。会計後にご帰宅となります。
入院・透析が必要な場合
当院には入院・透析設備がありません。入院による治療または透析が必要な場合は、対応可能な他の医療機関をご紹介します。
治療の前に
治療の予定が決まったときに、来院時間などを記載した説明書をお渡しします。主な注意事項は次のとおりです。
食事・飲み物
食事をとっていると、特に静脈麻酔(眠る麻酔)ができなくなります。
- 12時までに治療を受ける方:朝食はとらないでください。
- 12時以降に治療を受ける方:朝食は8時までにすませ、昼食はとらないでください。
- 水・お茶は、治療の3時間前まで飲めます。
- 牛乳・乳飲料は飲まないでください。
来院の方法
車・バイク・自転車をご自身で運転して来院された場合、静脈麻酔・ブロック麻酔は行えません。治療当日は、ご自身で運転せずにお越しください。
お薬
ふだん飲んでいるお薬は、原則としてすべて服用してください。
糖尿病の薬・インスリン(皮下注射)を使っている方は、事前にお申し出ください。治療の日は食事をとらないため、血糖が下がるおそれがあります。
体調がすぐれないとき
治療の当日や前日までに、体調が悪い・熱があるなどの場合は、無理に来院せず、まずお電話ください。体調によっては、治療の日を改めることができます。
治療の後に
治療の内容に合わせた説明書をお渡しします。主な注意事項は次のとおりです。
出血に気をつけてください
治療の後に最も気をつけていただきたいのは、傷や針を刺した部分からの再出血です。
- ガーゼに少ししみる程度で、出血が広がってこない場合は、様子をみてください。
- ガーゼを超えて流れ落ちるような出血がある場合は、出血している部分を指先でしっかり押さえてください。
すぐにご連絡いただきたいとき
- 押さえても出血が止まらない
- シャントの腕が急に大きく腫れてきた
- 強い痛みが続く
- いつも感じているシャントの振動がなくなった、または明らかに弱くなった
診療時間外の連絡先は、治療後にお渡しする説明書に記載しています。
麻酔を受けた方へ
- 静脈麻酔:帰宅後も眠気やふらつきが出ることがあります。治療当日は、車・バイク・自転車の運転をしないでください。
- ブロック麻酔:麻酔の影響で、手が動きにくいことがあります。しっかり動くようになってから三角巾を外してください。
入浴・シャワー
治療の内容によって異なります。例えば、シャントPTA(VAIVT)を受けた日は入浴・シャワーを控えていただきます。シャントの造設などで傷がある場合は、しばらく傷を濡らさないようにしていただきます。期間は説明書でご案内します。
食事・お薬
治療後の食事・飲み物・お薬に、特に制限はありません。かかりつけ医の指示に従ってください。
治療後の受診
- シャント造設を受けた方:原則として、手術の翌日と、手術日から1週間後に外来を受診していただきます。
- その他の治療を受けた方:医師の判断により、治療後に外来の受診が必要になる場合があります。
外来の日時は、患者さんの状況に合わせて調整します。ご相談ください。
付き添いの方へ
- 手術・処置の間は、待合でお待ちいただくことも、外出していただくこともできます。外出される際は、受付にお声がけください。
- 付き添いの方にも治療のご説明をお聞きいただく場合(ご希望がある場合や、医師が必要と判断した場合)は、ご説明まで院内でお待ちいただくことがあります。
- 手術・処置を受ける方の付き添いの方には、お飲み物をご用意しています。
- 待合の席にはコンセントがあり、パソコンやスマートフォンの充電にお使いいただけます。
費用について
透析シャントの治療は、健康保険が使える保険診療です。
各種医療証(特定疾病療養受療証〈マル長〉、マル都・マル障などの受給者証)をお持ちの方は、受付でご提示ください。有効期限が切れている場合や、受付でご提示がなかった場合は、いったん自己負担でお支払いいただくことがあります。
ご予約・ご相談
ご予約・ご相談は、お電話でお願いします。紹介状がなくても受診できます。
ご予約・お問い合わせの電話
電話の受付時間
| 曜日 | 受付時間 |
|---|---|
| 月曜日・火曜日・木曜日・金曜日 | 9:00~18:00 |
| 水曜日・土曜日 | 9:00~13:00 |
| 日曜日・祝日・第3土曜日・年末年始などの休診日 | 受け付けていません |
透析施設からご紹介の方へ
ご予約は、紹介元の医療機関からのお電話でも、患者さんご本人からのお電話でも承ります。
受診の流れと当日の持ち物は初めての方へのページを、医療機関向けのご案内は医療機関の方へのページをご覧ください。
ご来院の方法
- 所在地:〒114-0015 東京都北区中里2丁目1-4 アジアビル1階
- JR山手線 駒込駅 東口から徒歩1分
- 東京メトロ南北線 駒込駅 4番出口から徒歩3分
車椅子・ストレッチャー・タクシーでお越しの方
当院は建物の1階にあり、車椅子やストレッチャーでもご来院いただけます。タクシーは、クリニックの前まで乗り付けることができます。
地図はアクセスのページをご覧ください。